2015年も、もう半ばを過ぎましたが、去年の終盤からにわかに注目を集めているVRHMDの世界についてご紹介します。

まず、VRとは?

バーチャルリアリティは、コンピュータなどによって作り出された世界(サイバースペース)をコンピュータグラフィックスなどを利用してユーザに提示するものと、現実の世界を何らかの方法で取得し、これをオフラインで記録するか、オンラインでユーザに提示するものとに大別される。 後者は、とくにユーザが遠隔地にいる場合、空間共有が必要となり、テレイグジスタンス、テレプレゼンス (en:Telepresence)、テレイマージョン (en:Teleimmersion) と呼ばれる。また、ユーザが直接知覚できる現実世界の対象物に対して、コンピュータがさらに情報を付加・提示するような場合には、拡張現実複合現実 (en:Mixed reality) と呼ばれる。 現実と区別できないほど進化した状態を表す概念として、シミュレーテッドリアリティ (Simulated reality) があるが、これはSFや文学などの中で用いられる用語である。

バーチャルリアリティは、3次元の空間性、実時間の相互作用性、自己投射性の三要素を伴う。インタフェースは通常、視覚および聴覚を利用するが、触覚力覚前庭感覚など、多様なインタフェース(マルチモーダル・インタフェース)を利用する。

1968年にユタ大学アイバン・サザランド によって HMD(ヘッドマウントディスプレイ、頭部搭載型ディスプレイ)が提案されたもの[1]が最初のバーチャルリアリティであるとされる。視覚のバーチャルリアリティとしては、1991年にイリノイ大学の Thomas DeFanti らによって提案された CAVE [2]en:Cave Automatic Virtual Environment、没入型の投影ディスプレイ)が有名である。

日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」とされる。 

出典:Wikipedia-バーチャル・リアリティ-

上記にも関連してきますが、HMDとは?

ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、Head Mounted Display、HMD)は、頭部に装着するディスプレイ装置のことである。ウェアラブルコンピュータの一つ。スマートグラスとも呼ばれる。

両眼・単眼に大別され、目を完全に覆う「没入型」(非透過型)や「透過型」といったタイプがある。3D/2Dにも分類できる。

出典:Wikipedia-ヘッドマウントディスプレイ

ということで、ざっくり言うと仮想現実の世界を頭に機械をつけて実現してしまうという代物です。 Wikiにもあるように、この技術自体は20年以上前からあり、身近なところでは任天堂のバーチャルボーイをご存知の方も多いのではないでしょうか?

さて、なぜこのVR/HMDが最近注目を浴びているかというと、ことの始まりは、2012年にお目見えしたOculus Riftを開発するベンチャー企業のOculus VR, Incが、2014年の3月にFacebook社に買い取られたところから、一気にメディアを賑わすようになりました。

そして、Google社がGoogleCardboardを発表し、それまで高価なハードを必要とするものから、わずか数千円でVRが体感できるものとして、2014年の終わり辺りから急速に注目を集めている分野になっています。

今回は、そのHMDの各社の動きをざっとご紹介します。

Oculus Rift

先ほども書いた、Facebook社に買い取られた事で一気にVR/HMD業界の中心となっているオキュラスリフト。

Facebookが20億ドルかけて買い取ったのだから、これは本気だろうという事で、業界内の中心的位置を占めています。

現時点(2015年8月)では、開発者向けデバイスの購入が可能ですが、2016年の1Q目に一般発売されると発表され、ついに一般家庭でも本格的VRが楽しめるようになるようです。

ただ、現在の開発者用デバイスは350$ということですので、一般発売の際の価格がどうなるか、更に注目です

オキュラスリフト体験動画

最新のkickstarterではこんなものも

 

GearVR

オキュラスリフト社と韓国のサムスンが共同開発したGearVRは、既に国内でも一般発売され、価格も2万円台と、この分野のHMDとしてはかなり安価で購入する事ができます。

オキュラスリフトとの違いは、ソフト部分の配信がスマートフォンを介して行われる点です。

オキュラスリフトがハイスペックPCに配線をつなげて、言わばディスプレイとして機能するのに対し、GearVRは後述するgoogleCardbordと同様、スマートフォンをGearVRの中にいれ、その画面に表示される映像やコンテンツを立体画像として受け取るものとなります。

GearVRコンテンツ

上記の通り、動作環境の違いにより、画質などのコンテンツのクオリティはどうしてもオキュラスリフトには劣りますが、持ち運べて、かつスマフォさえあればどこでも体験できるものとして、こちらは手軽にVRを楽しめるものとなっています。

 

google cardboard

 こちらはgoogle2014年に発表したHMDで、基本的にはGearVRと同様にスマートフォンを中に入れて、その画面を見るものですが、何よりもその特徴は、その名の通り、それ自体がダンボールで作れてしまうところです。

cardboard紹介動画

設計図自体がオープンソースとして出されている為、ダンボールとレンズさえ手に入れれえばだれでも作れてしまいます。これを利用して、日本国内でもダンボール製品の発売を行う会社が現れています。

ハコスコ

DIVR

何よりの利点はその価格。Amazonで1000円程度で購入できてしまいます。

cardboard apps

まだ国内では、VR関連のアプリはこれからといった印象ですが、英語圏ではかなり多くのcardboard用のゲームアプリが多く出てきています。

 

プロジェクト・モーフィアス

ソニーが開発中のVRHMDです。こちらはPSをプラットフォームとする為、上記3点とは違いプレイステーションのオプションとしてのデバイスのようです。キネクトみたいな感じ?

紹介動画

バンダイナムコゲームス「サマーレッスン」

 

以上が、VRHMDで特に注目されているデバイスになります。この他にも多種多様なVRHMDが開発されています。

29ドルで仮想空間へ。新しいVRヘッドセット「FULLDIVE」

仮想世界360度を“目の動き”で操作–頭部装着ディスプレイ「FOVE」来夏にはSDKも

Microsoft、ホログラムを操作できるHMD「HoloLens」発表

 

とりあえず、攻殻機動隊のような、ガジェット好きにはたまらない時代になってきました。

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